車検の回数別チェックポイントを解説。ココさえ抑えれば不必要な交換部品は抑えられます!
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 車検回数別 チェックポイント

 車検はクルマのコンディション(走行距離、年数、使用環境、前回の整備内容等)によって、交換するべき箇所が変わってきます。


 しかも、その交換部品の基準はあるものの、最終的にはメカニックや検査員の判断基準により、交換部品が多くなったり、少なくなったりします。


 万が一、ご利用の整備工場が
 「安心、安全を第一」 をに考えているなら、早め早めの部品交換を心掛けるでしょうし、逆に「安さを第一」 をウリにしている工場なら、なるべく部品交換を控える見積もりをするようになるでしょう。


 どちらも、ユーザーの事を考えており、どちらが正しいということはありません。


 ここで大切なのは、整備工場の交換部品の提案に対して、正しい判断基準をもつことです。


そこで、この章では、わたしが考える 車検回数による重要なポイントを紹介していこうと思います。 ここを理解していれば、正しい判断で、適切な整備を受けることが出来ると思います。

 車検1回目 (初回車検3年目) 〔年間1万?qとして〕3万?q走

 はっきり申し上げて、1回目の車検はそのままメンテナンスせずにユーザー車検で検査ラインを通したとしても 「合格」 すると思います。 


 しかし、あくまで検査した時点での最低限の基準をパスしたに過ぎないので、その後の安全を得たことにはならないでしょう。



 そういう観点で考えた場合、初回車検で必要となるメンテナンスは

                         
エンジンオイル(3回目)
                      オイルエレメント(3回目)
                      バッテリー(1回目)
                      ブレーキオイル(1回目)
                      冷却水(LLC)(1回目)
                      発炎筒(1回目)
          の交換です。

          
※ 上記の交換部品はバッテリーを除くと車検毎の交換が望ましいと考えます。
          
※ 上記以外の細かいパーツ ラジエーターキャップ、ワイパーリフィール、パッキン類

 エンジンオイルの交換目安は5000?q又は1年のどちらか早い方で交換です。 ですから少なくとも2回は車検までに交換が済んでいないとダメですよ。
 オイルエレメントはエンジンオイル交換2回に対して1回の交換が必要です。 (但し、ディーゼルエンジンはエンジンオイル交換毎の交換となります)


 発炎筒ってみなさんほとんど使うことなどないと思います(使う状況はかなり切羽詰まった状態でしょうから)が、使用期限が設けられています。 最低限次の車検時期までその期限がカバーできなければ不適合になります。もし、車検時に交換を薦めない整備工場があったなら、ちょっと信用出来ません。


 ブレーキオイル、冷却水(LLC)は、車検毎の定期交換部品です。仮にあなたのクルマが極端に走行が少なくとも車検時には交換するのがべストと考えます。


 バッテリーの寿命は、だいたい3年前後です。 ヒトによっては5〜6年も使っている猛者もおりましたが、バッテリーは予兆なくダメになるので、時期を決めて交換するのが得策と考えます。


 
【経験談】
  お恥ずかしい話ですが、私自身バッテリーには苦い経験がありまして、ある日、クルマのエンジンを掛けようとしてキーを回したら、「バチン!」 と音が聞こえて、メーターの警告ランプ等が一斉に切れた。
 もちろん、プロですからバッテリー内部の断線って分かりましたが、どうすることもできませんでした。
 

 最後に非常に大切なこととして保証の問題がります。
 メーカー保証の中で一般保証の部分は1回目の車検満了日をもって保証期間が満了となります。(ただし、車検満了日より前に6万?qを過ぎた場合にはその時点で保証期間が満了です) ですから、もしクルマに不具合か発生していた場合にはそれまでに修理を依頼する必要があります

 車検2回目 (初回車検5年目) 〔年間1万?qとして〕5万?q走行

 車検も2回目となると、距離の少ない人でも材質がゴムで出来ているものやオイル類は経年劣化が目立ち始めます。

 そこで、車検2回目(5万?q走行)と仮定して考えた場合 


                         
エンジンオイル(5回目)
                      オイルエレメント(5回目)
                      ブレーキオイル(2回目)
                      冷却水(LLC)(2回目)
                      発炎筒(2回目)
     
             加えて       
ベルト類(1回目)
                      エアーエレメント(1回目)
                      ブレーキパット(1回目)
                      スパークプラグ(1回目)
                      ATF(オートマチックオイル)
 などが考えられます。
 
 2回目の車検でメーカー保証の特別保証(走る・曲がる・止まるに関わる重要な部分)の保証期間が満了となります。(ただし、既に10万?q走行しているクルマはその時点で保証期間満了です)
 
 よく、この時期にドライブシャフトのブーツが切れている車両がありますが、特別保証枠で無料で交換出来ますので有効に利用しましょう!

 
 車検3回目 (初回車検7年目) 〔年間1万?qとして〕7万?q走行

 車検3回目。 安心して乗るならば、かなりの出費を覚悟しておいたほうが良いでしょう。

 前回の車検や定期点検でのメンテナンス状況(部品の交換)にかなり左右されると考えて下さい。



                      エンジンオイル(7回目)
                      オイルエレメント(7回目)
                      バッテリー(2回目)
                      ブレーキオイル(3回目)
                      冷却水(LLC)(3回目)
                      発炎筒(3回目)      
この交換部品を基準として、

 あとの交換必要部品は、本当にさまざまなものが考えられます。しかも、高額なパーツが予想できる。

 例えると、 前後のショックア
ブソーバーやタイヤ。 最低でも左右のセット交換が必要とされるため、2万円〜の出費は覚悟しなければなりません。

 次にマフラー。 マフラー整備業者からすると消耗部品と考えています。それくらい頻繁に交換をしているパーツだということを認識しておいてください。 エンジンは正常な燃焼をしていると排気ガスと一緒に水を出しています。その水がマフラー内部に残り、少しずつ錆を進行させ、最終的には腐食による穴あきが発生するようになります。 小さい穴であれば、マフラーパテで穴埋めして車検を通すことが出来ますが、大きい穴の場合には、マフラー交換しか対処方法はありません。 マフラーの交換金額は最低でも3万円以上です。

 排気漏れは車検に引っかかりますから、いくら金額がかかろうとも修理〜交換が必要となってしまうわけです。

 それ以外にも、色々と痛んでいる箇所が顕著に見られるのが3回目の車検。

 あとで後悔しないためにも、車検に預ける前に、「概算見積もり」ではなく、クルマをしっかり見てもらった上での「精算見積もり」をとってください。 精算見積もりは、精算書と同じ金額の確定見積もりになりますから、基本的に追加作業は発生しません。

 預けてから「追加」「追加」で終わってみたら費用が倍以上かかった。

 「そんなに掛かるんなら、新車のほうが良かった」 ってことにならないようにするためにも、しっかりとした見積もりをとってもらいましょう。



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